わたしは 捨てられたかった。

届かない ものばかりが 目の前で 微笑むから。

 

わたしは 捨てられたかった。

想われていても 想いを 台無しに したのだろうから。

 

守りきれなかった後悔が

わたしを突き落とすから

 

わたしは落ちても

その景色を見てる

 

目に残っている安全だと感じたものは

赤かった。

痛みとともに 見え隠れ..

空の上から眺める景色の中に

二度と戻れないと思っても

 

寄りかかる壁さえ見なければ

いつのまにか

降り立つことができるのね。