紫色

濃いピンク色

割れてしまいそうなのは

百合

だった..

何処にも無い香り

何処にも無い形

初色の涙も

隣で流していた

似ている波長

美しいと言いたい

悲しむ姿さえも。

 

悲 も 寂 も

似通ったもの

時の進み方

愛の流れ方違くても

青い心はそのまま

わたしの中にある。

 

硝子の向こうへ行くから

硝子の向こうに

わたしを待っていて。