あなたに甘えてる

見せられない心

見せられる 産まれたままのわたし

どっちが大事なの

私が隠しているのは

あなたとの距離を遠ざけるかもしれない種。

あなたが目印だった。

あなたの音が忘れられない。

あなたが純粋に居る

そうでなきゃいけない音の世界

私が元気になって生きていれば、必ず行ける場所があると

心に強く抱いていた

あの頃を抜け出して

長いトンネルを抜け

あなたの手を見つけて繋がった

あなたはぎゅっと握りしめてくれた

私を探していたって

ねえ それだけで幸せ

私を覚えていてくれて

あなたはもうこの手を離さない。

ねえ ありがとう。

私がすっと水面に顔を出した

あなたはその瞬間を逃さない

ねえ そんな人いる?

ねえ あなたがわたしをぐっと引いてくれる

ねえ あなたが私にもっと息をさせてくれる

ねえ あなたは誰

ねえ 元気で良かったって

私を、思ってくれていたみたいに

あなたがいる

私の目の前に

あなたがいる

ふさわしくないほどに私は土の中に

またもぐろうとするのに

あなたは強く私の心にアクセスする

あなたの飾らない全てで。

私のことを完全に地上にすくい上げた。

あなた。

わたし 生きてる?

ねえ 褒めてくれて

現実って思えない

ねえ 現実ならって 挑んでみるよ 私の辞めた世界へ



あなたが求める私

すごく不思議

嫌じゃなかった

死んじゃったと思ったのに

それが私だと思ったのに

あなたが求めた私

面白くて新鮮

ねえ 楽しい。

楽しくて ちょっと元気になって 求めてて 焦れったくて拗ねたり

肌触ってる訳じゃないのに、溶けてくのが怖くて怒ってる。

ごめんね。

遅れ気味に素直になって バカみたいに不器用になってて

あなたの懐の大きさに 思い切り甘えた

あなたから見えない場所で。

複雑な気持ちで見つめたくない先にあなたが居て 見つめざるを得ないことが苦しくて

あなたを遠ざけようとするわたし

もう失うんだと覚悟して、もっと傷つこうと直視する。

そこに見えたのは私を傷つけるものじゃなかたった

私に力をくれた

バカみたい。私。

いろいろ、バカみたい。

それだけハチャメチャな私

どうなるのかな











そう見えるなんて幸せ。

私を幸せにしてくれてありがとう。

これ以上求めたら反転してしまうなら

私はこの幸せをしっかり抱きしめないと。

私はあなたの幸せを願わないと。

私は幸せにしてもらった。

失っていた光の粒を、こんなにも広げてくれた。

私の背景も何も問わずに、ただ、私だけに向き合ってくれた。

何一つ構わずに、私にそのままを見せてくれて

見せられない私に気付く私..。

ただ

あなたが受け止めてくれることで

初めて生きる私が現れた。

驚いた。

感動した。

こんな私を初めてみた。

嬉しくて。

幸せで。

楽しい。

生きててよかった。

戸惑い過ぎる私はあなたに伝えたくて伝えたくないことがある。

あなたがくれた言葉が私にあのココロを思い出させてくれる。

でも言えない。

嬉しいとか、本当?とか。

本当でも嘘でも嬉しい。

そういう位置に居て

言葉を出せば、もしかしたらあなたは、寂しくなるのかな。

ねえ、違うよ。

私はこんな気持ちに、なると思っていなかったから。